釜山西面での部屋探し＆契約

韓国釜山ゲストハウス『ぷさんの家』cyogeです。

先日、釜山で働く予定という方のお部屋探し&契約のサポートをさせて頂いたのでちょこっとご紹介。

西面駅から徒歩圏内のワンルームを希望ということで、西面エリアの不動産屋さんにアポをとり一緒に条件に合う物件を見てまわりました。

西面駅は釜山一の繁華街ですので、近くにワンルームの物件自体は多いですが、徒歩圏内となると条件にあう物件の数はけっこう限られてきます。

西面駅徒歩圏内でワンルームの相場は、保証金５００万ウォン、家賃（管理費含）４０～５０万ウォンくらいです。
他のエリアに比べ、若干高めなのではないかと思います。
管理費には、通常インターネット、水道代等が含まれています。

不動産屋さんには事前に条件を伝え、条件にあう物件をいくつかピックアップしてもらったうえで、当日は不動産屋さんの車で物件を案内してもらいます。
不動産屋さんも無数にあるのですが、なるべく規模が大きく、抱えている物件が多そうなところに依頼しました。

抱えている物件数が多いともちろん選択肢が広がりますし、契約が終了し部屋を出ることになった時にも次の人が決まりやすいという利点があります。

なぜ退室時のことも考えるかというと、契約の際に預けた保証金は契約が終了すると全額返してもらえるのですが、次の入居者から預かった保証金を現入居者に返金するという場合が非常に多いので、次の人が決まらないと保証金を返金してもらえないということもあり得るんです。

ワンルームの場合には保証金がそこまで高くないのでトラブルが起こることも少ないですが、備えるにこしたことないですしね。

当日は２件の不動産屋さんと５、６件の物件を見て回りました。

家賃が３５万ウォン～４５万ウォンくらいの物件でしたが、安いとエレベーター無しの５階だったり、お部屋が狭かったり、まだ現在の住人が入居中だったり。。

韓国は、入居中でも物件の見学をするのが普通なんですよね。
住人が留守のときにも、部屋の番号キーを不動産屋さんが知っているので、そのままお部屋の見学をします。

今回はできれば当日の入居を希望していたこともあり、現在空室の部屋が多かったです。

昔と違うのは、昔は引っ越した後は掃除をせずに出て行くのが普通だったので部屋が汚れたままのことも多かったのに、今は空室になっているお部屋は基本的な掃除が完了していてすぐにでも入居できる状況になっています。
出て行く時に掃除代を支払って出て行くということもあるようです。

まあ、最近はワンルーム物件が多いので、綺麗なお部屋じゃないと入居者も決まりにくいですよね。。

いろいろな物件を見て回った結果、悩んだあげく一番最後に見たお部屋を契約することに決まりました！

決め手としては、

・駅から徒歩５分
・築１年強で新しい
・お部屋が広め
・即日入居可能
・セキュリティーもしっかり
・不動産屋さんの管理物件

こんな感じでしょうか。

それまで見た物件の中で家賃は一番高く実は予算もオーバーしていたのですが、それまでの物件のマイナスポイントをだいたいカバーしているという感じでした。

ただし、１階のお部屋で、隣の建物がすぐ横にあるので光が入らないというマイナスポイントもありました。
その分、同じ建物の他のお部屋より家賃が安く設定してあるお部屋でした。

私の経験としては、韓国での部屋探しは「家賃は少し高くても、なるべく妥協がないほうが良い」と思ってます。
予算もあるので難しい部分もあるかと思いますが、別の部分を節約してもできるならば快適なお部屋に住まれることをおすすめしています。

もちろん人それぞれ価値観が違いますし、短期留学等短い期間住むのであれば少し不便でも我慢できるとも思いますが、慣れない環境で働くとなればやはりいろいろなストレスもあると思いますし、ホームシックになることもあるかもしれません。
そんな時に自分の部屋だけは「安心して過ごせる空間」というのは大事なことだと思うんです。

そういう点で今回契約することに決めたお部屋は、立地も文句なし、入口のセキュリティーもしっかり、お部屋は綺麗だし家具も新しい、という点で安心して快適に過ごせそうだなぁと思い私もおすすめいたしました。

また、不動産屋さんが管理している建物というのもポイントが高かったです。
オーナーが建物の管理自体を全て不動産屋さんに預けている物件でした。

通常は建物のオーナーが管理していることが多いので、管理が行き届いていないと汚かったり、何かが故障した時に対応してくれなかったり、オーナーの対応に左右されます。
その点不動産屋さんの管理物件なので、何かが起こった時には不動産屋さんに言えば基本的には解決してくれます。

不動産屋さんがお部屋のA/Sまで担当してくれるのは、とても頼もしいですよね。

という感じで無事に住むお部屋が決まり、その日の夜には契約したお部屋の住人としてスタートされました。

日本では、住む部屋を当日決めて、当日から入居なんてまず考えられないですよね。
ある意味、すでに韓国文化に適応されていると言えるかもしれませんね。笑

何はともあれ、納得できるお部屋が見つかり一安心でした。

お部屋探しに関しては、日本人の目線でアドバイスさせて頂けるというのがポイントだと思っております。
また、入居後に何か分からないことがあればご質問いただけるのも、初めて韓国で住むという場合には安心できるのではないかと思います。

今ではこうして私もサポートさせて頂く立場にございますが、一番初めにお部屋の契約をした際にはわざわざ日系の不動産屋さんを通して契約を行いました。
それも、物件は自分で探していたので契約のためだけに。（釜山には日系の不動産屋さんは無いのでソウルから来て頂いての契約です）
やはり韓国の不動産契約についての知識がないので、万が一の意味を含めて依頼しました。

結果的には契約以降お世話になることはなかったのですが、何かあった時に頼れるというのはそれだけで安心感がありました。

現在は、ワンルーム、オフィステル、アパート、事務所といろいろな契約に立ちあっておりますので、釜山でお部屋探しのサポートが必要な場合にはお気軽にお声掛けいただけましたらと思います。

結局長々と書いてしまいましたが、また後日参考のためにも今回回ったお部屋の紹介をさせて頂きますね。

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