韓国釜山は9月20日までソーシャルディスタンス2段階ということで、不要不急の外出は控えるようにとなっていますが、
ここ数日は新規感染者も2,3人に落ち着いてきているので、このまま集団感染等が発生しなければ、早めに2段階の解除の可能性もあるようです。
このまま落ち着いてくれることを願うばかりです。
そんな中ではありますが、7月には高校生への放課後日本語授業を行っていました。
(本来は3月から行うのですが、ようやく高校生の登校授業が始まったので、短い期間でしたが授業を再開できました)
卒業後に日本に行くことを目標としている高校生たちへの授業なのですが、
昨年は日韓関係の悪化で日本への研修に行けず、
今年はコロナウイルスで学生たちが日本に行けない状況が続いており、
学生たちの日本語に対する勉強の意欲が失われないかと先生も心配されていました。
確かに、卒業後の進路を変更せざるを得ない状況になった学生たちも多くて、ほんとに心苦しいです。
今回も日本人留学生の方に授業を担当してもらったのですが、教えてみた感想を送ってもらったのでご紹介しますね。
短期間でしたが高校生達に日本語を教えて参りました。
最初に、毎回どのような授業をしたら楽しくかつ効率的に、
集中力が途切れることなく学べるのかを考えていたら語学堂の先生 方はどれだけすごい方なのか本当に尊敬しています。 初日、お互い自己紹介を済ませ個性あふれるクラスので「
日本語の日本人の先生」という肩書きがあり不安の中、 授業をスタートさせましたが、 生徒達の前向きな学ぶ姿勢はみんな同じで私もこの様な姿勢で韓国 語を学び続ければならないと改めて思いました。 日韓関係が悪化している最中ですが、
このように日本に興味を持ち時間を割いて学ぼうと思ってくれてい て本当にありがたい存在でした。 また、5日間のものすごい短い期間、
貴重な時間を過ごすことができました。 貴重な時間を過ごせるよう生徒をはじめ、高校の先生方、 釜山の家の職員の方々、そして何より「釜山の家」 を紹介してくださりきっかけをくださった先生にも感謝の気持ちで いっぱいです。 またこの様な機会があるなら、
また生徒達の役に立てるようにやりたいと思いました。 今後日韓関係が良くなり、
彼らが日本で満足できる生活を送れる時間を願っています。
いつも担当してくれる日本人留学生の子たちは、基本的に皆さん日本語を教えるのが初めてです。
日本語を教える上手さというよりも、学生たちが日本語に親近感をもってくれることが授業の目的ですので、授業内容も留学生の子にお任せして考えてもらっています。
はじめて教えるので緊張や不安も多いと思いますが、想像以上に生徒たちが一生懸命授業を聞いてくれるので、やってみるととても楽しく貴重な時間になると思います。
1ヶ月間でしたが、担当していただきありがとうございました!
そして、もう1名担当してくださった方のご感想です↓
コロナが流行して日本に行くことがむずかしい今のこの状況で、
高校生たちが日本に関心をもって日本語を勉強する姿勢に感動しま した。 今回、高校生たちに日本語を教えながら自分も改めて日本語の意味
を調べたり、文法を確認したり、 知らないこともあったのでかなり勉強になりました!
普段何気なく使っている日本語も、教えようと思うとけっこう難しいんですよね。でも、創意工夫しながら授業をしてくれたおかげで、生徒たちにとってもとても貴重な時間になったと思います。
日韓が自由に行き来できるようになったら、是非実際日本に行ってたくさんの日本文化に触れてほしいなと思います。
という感じで、「ぷさんの家」を通して留学をされる方には、このような機会も優先的にご案内させて頂いています。
関心があるけど、私にできるかな。。と思われる方がほとんどかと思いますが、とりあえずチャレンジしてみることが大事だなと思います。
限られた留学生活の中で、少しでも充実した時間を過ごせるようなサポートもできればいいなと思っております。
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