韓国釜山所在のゲストハウス『ぷさんの家』のmihi☆です。
8/15（土）は終戦記念日でしたが、
韓国においては光復（独立）記念日で、しかも今年は70周年記念でしたので、
あちこちで大きなイベントが行われました。
実はその日にアテンドのご依頼を受けまして
ご案内させていただきましたが、
今回の旅は今までと一味違った素敵な旅でしたので、
こうしてブログにてご紹介させていただこうと思います。
今回は50代の女性のお客様と高校3年生のお嬢様のお二人での旅で、
ロッテホテルのロビーで待ち合わせしてから、
まずはKTXのチケット関係のお手伝いのために地下鉄で釜山駅へ。
最近は涼しい釜山ですが、この日はかなり暑かったです。
太極旗（テグッキ）がいっぱいですね。
駅前の噴水はとっても涼しそうでした♪
手続きを済ませてから、
隣の駅の中央駅まで地下鉄で移動しました。
中央駅5番出口を出てしばらく進むと、
龍頭山公園の裏側に辿り着きます。
ちょうど龍頭山公園の駐車場とテニスコートがある辺りです。
実はここ、日本統治時代に「第7尋常小学校」があった場所なんです。
1945年9月に閉校し、その後1946年に「東光国民学校」として開校。
1996年に「東光初等学校」に改名、
1998年2月19日第53回の卒業式を最後に、
「東光初等学校」は近くの「南一初等学校」と統合し、
「南一初等学校」は「光一初等学校」へと改名し、
現在学校跡地は龍頭山駐車場となっています。
写真はその「東光初等学校」の時計台で、
駐車場のすぐ裏にあります。
実はお客様のご家族の中に
釜山生まれで14歳まで釜山で暮らされた方がいらっしゃるのだそうで、
今回はその方の生まれ故郷を巡る旅だったのでした。
その方が当時この第7尋常小学校に通われたそうです。
また別途写真と共に改めてご紹介します。
学校の跡地を見てから、
すぐ近くにある「釜山近代歴史館」へ。
日本統治時代の釜山の街の様子がリアルにわかり、
とても勉強になりました。
特に南浦洞（ナンポドン）辺りは当時
日本人がたくさん住んでいたそうです。
釜山に長く住んでいる私ですが、
その日は釜山の知らない一面を垣間見ることができ、
いろいろ考えさせられました。
特にその日は光復70周年記念日でしたから…。
その後は、龍頭山公園へ行き釜山タワーに上りました。
もちろん上から学校跡を眺めましたよ。
そして最後に中華料理を頂きに「華國飯店」へ。
このお店、表向きは映画「新世界（邦題『新しき世界』）」と
「犯罪との戦争」の撮影に使われたお店です。
でも今回のお客様はロケ地だから訪ねた訳ではありませんでした。
実はここ、日本統治時代には日本人が経営していたある会社があったところで、
当時お客様のご家族のある方はこちらにお住まいだったのだそうです。
70年という時を経て、
同じ空間で食事とはどれほど感慨深かったことでしょう。
4時間という短いアテンドでしたが、
とても充実した旅になりました。
更新はゆっくりになると思いますが、
3回に分けて詳しくご紹介したいと思っています。
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