韓国の結婚式に参加しました♪

韓国釜山ゲストハウス『ぷさんの家』cyogeです。

今月の初めのことですが、3年ほど一緒に働いた韓国社員ジョンファさんの結婚式に参加しました。

ゲストハウス以外に韓国商品のオンラインショップも運営しているのですが、唯一の韓国スタッフということでいろんな面でサポートしてくれていた大切な仲間でした。
家族のような感じで働いていた仲間がいなくなってしまうのは寂しいですが、彼女の幸せのためなので本当に喜ばしい日でもありました。

いろいろ事情があって、残念ながら結婚式には私一人での参加となりました。

招待状はこんな感じ

最近はカカオトークなんかで招待状を送ることも多いみたいです。
日本からすると考えられないですよね？

というのも、韓国の結婚式はかなり自由参加。事前に出欠の連絡なんてもちろんしません。
遅れて来る人がいるのも普通、式の途中でご飯食べに行っちゃうのも普通、後ろのほうでみんなで楽しく話しているのも普通。
服装も最近はきちんとした格好で行く人が多いものの、ジーンズでも後ろ指差されるようなことはないですね。

日本人からするとあまりの違いに驚きですよね。。
まあ、ある意味とっても気楽に参加できます。

お祝儀渡す時に、受付で財布から現金を出しながらそこに置いてある封筒の裏に名前を書いて渡している人もいました。
で、受け取った側は即座に封筒からお金を出して、名簿に名前と金額を記載。

韓国でいろいろ衝撃的な場面に遭遇しているとだんだん感覚もマヒしてくるので、そんな場面を見ても「韓国だからね～」くらいな感じで流せてしまう自分の感覚がちょっと怖いです。。

もちろん韓国ではそうだというわけではなく、受付を任された人の常識の部分も大きいと思うので誤解しないでくださいね;;

韓国では日本ほど結婚式の費用がかからないこともあり、結婚式で儲かった！という話も聞いたりします。
親世代は知り合いの息子娘たちの結婚式に行ってはお祝儀を渡しているので、自分の子供の時に回収しなきゃという考えもあるんですよね。
だから、本人たちは直接面識のない親の知り合いがたくさん参加している場合も多いのではないかと思います。

せっかくの感動的な結婚式の話がズレてしまいましたが、周りはざわざわと落ち着かない部分もあるものの一人で感動してウルっときていました。
時間に余裕をもって家を出たはずが到着が式の開始ギリギリになってしまったためお式は後ろから見守っていたのですが、娘を送り出すお父さんの背中を見ているとジーンとしてしまって。

今回の結婚式で少し変わっていたのは通常は社会的に地位のある人が主礼としているのですが、日本でいう人前式スタイルで列席者の前で結婚を誓っていたのが印象的でした。
新郎は「お酒を飲む量を減らし、飲んで帰ってもほろ酔い程度にしてひどい姿は見せないにように誓います」というような内容だったり、笑いをとっていました。

主礼さんのつまらない話（失礼、、）を聞かされるより、とても好感がもててよかったです。

日本のように新婦から両親への手紙というのはないのですが、両家の両親に新郎はひざをついた敬礼を行うところは韓国ならではかなぁと思います。

タイミングが遅くなってしまって、写真は敬礼を終えて立ち上がるところです。