【釜山で語学留学】慶星大（キョンソンデ）の語学堂で勉強中の留学生に突撃インタビュー！

韓国釜山所在のゲストハウス『ぷさんの家』のmihi☆です。

今日は釜山での語学留学についてのお話です。

現在釜山にある語学堂では、秋学期の募集を行っている最中です。

みなさんの中にはどの学校がいいのか頭を悩ませている方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、現在留学中の学生さんに留学生活は一体どうなのか
突撃インタビューをしてまいりました。

今回インタビューに答えてくださったのは、
慶星大学校の語学堂で勉強中の40代の女性Iさんです。

インタビューの内容が参考になりましたら幸いです。

【質問1】語学堂の魅力を教えてください。

何といっても韓国語漬けの生活になるので、韓国語の実力が早く伸びることです。
日本にいたときは間違えるのが恥ずかしくて、話すことを躊躇していましたが、
ここ釜山ではそんなことは言っていられません。
間違えようが話さざるを得ません。
そのおかげで、聞き取りと会話の実力が大幅にアップしました。
（注・慶星大の語学堂には2015年6月現在日本人留学生が2人とのことです。）

【質問2】なぜその学校を選びましたか？

もともと日本人のいない環境で勉強がしたく、以前は別の地方の語学堂で勉強をしました。
でもそこはあまりにも田舎でマイナーな学校でしたので、いろいろな面で不便でした。
そこで別の語学堂を探すことにしたときに思いついたのが好きな都市釜山でした。
ソウルよりも学費も物価も安く、日本人も少ないのが魅力です。
釜山の中でもより日本人が少ない所を求めたら、ここ慶星大に辿り着きました。
日本の某留学会社を通して紹介していただきました。
またボランティアに興味があり、慶星大でボランティア活動を積極的に行っているという
情報を得たのも決めたポイントの1つです。
（注・慶星大の語学堂の学費は1学期110万ウォンです。）

【質問3】授業はどうですか？クラスの雰囲気は？

今回の私のクラスは全部で13人です。
中国人が7人、ベトナム人4人、日本人2人です。
全体的に見て20代が多いです。
授業は教科書を中心に、読み、書き、会話、聞き取りをバランスよく勉強します。
1日1課ずつ進むので少し大変です。
そのため単語は前の日に予習をさせられます。
宿題はワークブックが中心です。

【質問4】宿所はどうですか？生活していて大変なことは？

私は寄宿舎に入っていますが、
慶星大の語学堂内に寄宿舎（寮）があるので、非常に便利です。
朝夕の食事がつき、食事もおいしいです。
幸いルームメイトは同じクラスの日本の方でよかったです。
入寮時、シーツは提供されましたが、布団と枕は各自で用意しなければならないので
注意が必要です。
（注・慶星大の寄宿舎は語学堂を2学期以上登録すると100％入寮できます。）

【質問5】課題や宿題の量は？

宿題は毎日出され量も多く感じます。
でも午後は時間があるので十分こなせる量です。

【質問6】留学する目的、韓国語に興味を持ったきっかけは？

ある芸能人が好きで、その芸能人が話す韓国語を直接聞いて理解したいと思い、
勉強を始めました。
日本の韓国語スクールで勉強しましたがなかなか上達しないので、
思い切って留学することにしました。

【質問7】１日のスケジュールは？　食事は？

1時限目から4時限目（9時から12時50分）までの授業を月曜日から金曜日までします。
1時限目は文法というように科目は決まっておらず、
あくまで教科書の1課を4時間かけて勉強していきます。
慶星大では全体的に会話の時間に比重を置いているように感じます。
会話する機会が多いです。

【質問8】テストはどんな感じですか？

1学期間に2回テストがあります。
筆記は教科書の内容に基づいて韓国語能力試験（TOPIK）形式で出題されるので、
TOPIKを受ける人には慣れることができていいと思います。
会話のテストは事前にテーマを与えられ、当日はみんなの前で約5分間発表をさせられます。
もちろん事前に話すことを考えて紙に書くことも可能ですが、
当日はできるだけ見ないで発表することになっています。
テストの後には文化体験の時間があり、釜山や釜山の郊外へみんなで出かけます。（計2回）

【質問9】トウミ（チューター）制度について

慶星大にもトウミ制度（韓国語学習の手助けをしてくれる韓国人学生の紹介制度）があります。
希望すれば1人につき韓国人の大学生を1人紹介してくれます。
ただしトウミ制度に協力してくれる韓国人学生に限界があるようで、
レベルの低い1級と2級のクラスを優先して紹介してくれます。
またその韓国人学生とは個人的に週に1回くらい会って、
おしゃべりしたりわからないところを聞いたりするのですが、
大学生ということもあって忙しい人が多く、
なかなか続かないのが現状です。

【質問10】生活費はどのくらいかかりますか？

寄宿舎では朝夕の食事がつきますし、昼は食事を抜いているので、
食費はほとんどかかりません。
外食する機会も他の人に比べ少ないので、生活費にほとんどお金がかかっていません。
私の場合は月に3万ウォンくらいしか使いません。

【質問11】これから留学される方へ一言

韓国語の勉強はもちろんですが、せっかく日本を離れて韓国へ行くのですから、
勉強だけで終わらせないように積極的にボランティアなどの活動に参加したりと
学校以外の出会いを大切にされた方がよいと思います。